ソリューション・フォーカスト・アプローチとは

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ソリューション・フォーカスト・アプローチ(以下SFA)とは、1980年代にアメリカで生まれた対人援助のためのアプローチです。
ソリューション(Solution)=解決、フォーカスト(focused)=焦点付けられた、アプローチ(Approach)=方法 という名前の通り、問題や原因を追究するのではなく、その人がどうなりたいのかといった“解決(望ましい未来)”に焦点を当てていくという方法で,日本では解決志向アプローチとも言われます。
 
例えば、道に迷って困ったときに、「何が悪かったんだろう?」「曲がった角が悪かったのかな」「方向が違ったんだろうか」「そもそも僕は方向音痴なんだよな」といつまでも原因を考え続けるより、行きたい場所にたどり着くために、地図を見たり、誰かに道を聞く方がいいでしょう?

しかし、本当に迷い苦しんでいるときには、「どうなりたいの?」と聞かれても、答えることはもちろん、考えることさえできないものです。
そんな時にも、その迷いや苦しみにつきあいながら、その人の強さや支えや希望などの“解決”のかけらを共に探していきます。

SFAでは、その人のお話しに耳を傾け、その人の辛さにつきあい、またその人の強さを探しながら、本当はどこに行きたいのか、、どうすれば少しずつでもそこに近づいていくのかを一緒に考えていきます。
そのように共に解決を作り上げるところが特徴なのです。